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戦況は絶望的だった。 それだけが存在理由だ。と言わんばかりに暴れる「神人」という名の半透明の化け物 次々と破壊されていく建造物 飛び交う悪態と悲鳴 既に負傷者の数ははかりきれない 機関に入って以来、僕だってそれなりに修羅場をくぐりぬけてきた。 それは何も僕だけの話ではなく、少なくともここに集まっている仲間全員がそう自負している。 死を覚悟した経験も一度や二度ではないし、実際、仲間の中には生命の危機に関わるほど 重傷を負った人もいた。 そんな経験もあって、僕らは既にこの閉鎖空間内での戦闘に関してはスペシャリストだった。 それはもう全員がたった1人でのハイジャック、及び原子力発電所の奪取が可能なほどに。 そんな一流の僕らが、今まさに機関始まって以来、最大のピンチをむかえている。 午前6時、涼宮さんと彼が朝っぱらから愛し合う事で発生した空間の中で。 「あぁ、もう駄目…」 森さんしっかりして下さい! もしどこか負傷したのなら… 「別に肉体的な負傷は負ってないんだけどね。」 はぁ… 「あんたはまだその年だから平気かもしれないけど あたしぐらいになるとね。このゲロ甘&桃色の空気に包まれてるだけで体に毒なのよ。」 … 「なんてゆーか。心が蝕まれるっていうの?すっごい鬱になるのよね。」 な、なるほど。 「つまり、もう決して取り戻すことのできない自分の青春時代を思い出し、 当時の自分との余りのギャップに心が挫け、極めて遺憾な状態に陥った、ということですな。」 あ、新川さん…そんなはっきり 森さんが新川さんをギロリと睨む。いつもならここで容赦なく肝臓打ち→ガゼルパンチ→デンプシーのフルコンボを 打ち込んでいるはずだったのだが、よっぽど気が滅入っていたのだろう、今回は剛体術一撃で済んだ。 それだけでも、新川さんの胃袋はズタズタになったはずだが。 口から血をまきちらし昏倒する新川さんをしりめに、森さんと対策を練る。 「ヤバイわね。昨日の今日ってこともあって、みんな疲れきってるわ。」 ええ、それに加えて桃色パワーでさらに(ある意味)凶暴化してる神人が相手ですからね…。 「多丸(裕)の顔見てよ。昨日のダメージと極度の疲労で顔がリカルド・マルチネス戦の伊達みたいになってるわ。」 ああ、本当だ…。 「神人の強さや空間の居辛さもそうだけど、戦ってる理由がアレなせいでテンションが上がらない。っていうのもあるわね。」 ああ、それはあるかも。 1組のカップルが愛し合い、肉体を求めることで発生した世界崩壊の危機を防ぐために戦う。 …なんて意味の分からない理由だろう。 百戦錬磨のソルジャーでさえそんな出動命令が下れば戸惑いの1つや2つ浮かべるというものだ。 「とにかく、うちみたいなベンチャーは1人1人のモチベーションが大事なんだから。 その辺の対策も練ったほうがいいかもね。」 えぇ、機関ってベンチャーだったんですか?!…ってうわぁぁぁぁぁ! 前方からもの凄い勢いで飛んできた謎の物体をギリギリで回避する。 ソレはその勢いのまま、まるで地面に突き刺さるように激突した。 「ちぃ、一体何?!」 衝撃で飛び散る破片をかわしながら、飛んできたソレを確認する。 そこには上半身だけ地中にめり込み、下半身をぴん、と伸ばしたまま地面に突き刺ささっている多丸(圭)の姿があった。 「まぁ、まるでコンクリートの隙間から力強く必死に茎を伸ばして空を仰ぐように咲くたんぽぽみたい。」 言ってる場合ですか! 多丸(圭)を(1人で)必死に引っこ抜こうとしてると 「古泉まずい、こっちに来たわ!」 ええ?! 振り向くと確かに神人が1体、物凄く楽しそうにスキップしながらこちらに接近していた。 「逃げるわよ!」 ちょっと待って下さい!多丸(圭)さんが抜けないんです! 「そんなのほっときなさい!」 ええ?!…って森さんも手伝ってくださいよ! が、森さんは既に球体化して遠くに避難していた。 神人がどんどん近づいてくる。 わわわわわわわわわ…! 必死に多丸(圭)を引っ張るが全然抜けない。 そりゃ出来るなら僕だって逃げたいけど、それは人として、古泉一樹として絶対間違っていると 自分に言い聞かせ、涙目になりながら引っ張り続けた。 スポン! およそ人が地面から抜け出る音とは思えない効果音を奏でて、多丸(圭)をようやく掘り出すことに成功した。 が、時すでに遅し、神人の足の裏がもう目の前にまで迫ってきていた。 球体化している暇もない。 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 「古泉ぃぃぃぃぃ!」 遥か遠くの空から森さんが叫ぶ。決して助けてくれようとはしない。 万事休す!と、とうとう覚悟を決めようとしたその時 『ヴォォォォォォォ…』 まさに間一髪。 神人がその動きを止め、足元からゆっくりと自壊し始めた。 僕は思わず腰が抜け、へたりと座り込む。 「ギリギリだったわね。」 ええ…、今回は本当に死ぬかと思いました。 …って森さんいつの間に。酷いですよ、助けてくれないなんて。 「空間が発生して1時間、神人が出現して30分が経過してるわ。…昨日より掛かったわね。」 無視ですか。 「しかし、酷い有様ね。」 周りを見渡す。建物は軒並み破壊され、仲間の半分以上は怪我を負い、地面にうずくまっている人もいる。 まるで核の被害にあったかのような状態なのに、相変わらず空間内は桃色で、空にはハート型の雲が浮かんでいる。 なんてシュールな光景なんだ。 しかし… 涼宮さんには早いとこ、彼との行為に少しでも慣れてもらわなければ。 だけどこればっかりは僕も横槍のいれようがない。 もし彼女に直接『愛する人とのSEXとはいえ、なにも緊張することはないんですよ。』的なアドバイスをしようものなら …その後起こるであろう惨劇は容易に想像できる。 「ふぅ、とりあえず集合よ。今日の反省と、今後の対策を練る必要があるわ。 …新川、いつまで悶絶してるのよ。さっさと集まりなさい!」 身悶えている新川さんにドカッと蹴りを入れる森さん。あそこまで酷い事をするとは…彼女もそうとう参ってるようだ。 うん、そう思っておこう。決して普段からああって訳ではない。ないんだ。 「なにぶつぶつ言ってんのよ。」 ああいえ別に何も! …あっぶねー。 ようやく気持ちも治まってきて、冗談(?)を言う余裕も出てきた。 とにかく、今は一刻も早く帰りたい。 なにしろ昨日は3時間弱しか寝れてない。金曜日だったので、疲れもかなり溜まっていた。 今日は午後から不思議探索だから、急いで帰れば2時間ぐらいはまだ眠れるかもしれない。 なんてことを考えながら、みんな集まっている場所へ多丸(圭)を担いで向かっていると… 『ヴォォォォォォォ…』 え? 僕はもちろん、森さんも新川さんも、他の仲間達も全員体をビクッ、と硬直させる。 「…今のってまさか…。」 森さんにつられて後ろを振り向く。 そこには信じられないような、信じたくないような光景が… 桃色神人、再・爆・誕! 「2Rね…ほんっと、若いって素敵。」 森さんが呟く、その顔は笑みを作ってはいるが、絶望と怒りと、そして悲しみに包まれていた。 他の仲間もみんな同じような顔をしていた。もちろん僕も。 やっとこさメタルクウラを1体やっつけたというのに、その後崖の上から無数のメタルクウラが現れた時の悟空とべジータの心境だ。…わかるよね? 「まぁ、ここでいくら落ち込んでもしょうがないわね。いくわよ、野郎共!」 森さんのその叫びと共に、半ばやけくそになりながら僕たちは神人に突っ込んだ。 どうか生きて帰れますように…。 なんとか生きたまま桃色空間の中から帰ってくることに成功した頃には、時刻は既に10時をまわっていた。 戦闘自体は…まぁ今日2回めということでわりかし早めに終わったのだが、その後緊急で 対策会議が(道端で)行われた為、こんな時間になってしまった。 結局その対策会議というのも、ろくに結論が出ないまま終わってしまったのだが。 そういうわけで、僕が自宅に戻ってきた頃にはそろそろ不思議探索に行く準備を しなければいけない時間帯になっていた。なんの拷問だ。 のんびりお風呂に入りたい気持ちでいっぱいだったが、あいにくそんな時間はない。 とりあえずシャワーだけ浴びる。自分の体を見るとあちこち擦り傷や、打撲で酷いことになっていた。 やれやれ、せめてお2人の事を少しでも嫌いになれれば、気持ちよく悪態もつけるというのに。 そんな事を考え、思わず苦笑する。 シャワーを浴び終え服を着た後、簡単な食事を摂る。 買っておいたパンを食べ、野菜ジュースを飲む。疲れているため食欲もいまいち沸かない。 それから少しばかりソファーに座りくつろぐ。うっかり寝てしまいそうだ。あぶないあぶない。 …そろそろ時間だな。 今日、今日さえ無事に過ごしてしまえば明日は日曜だ。きっとゆっくり休める。 そう自分に言い聞かせ、ソファーから体を起こす。 玄関で靴を履き重たい足を引きずるようにしながら、僕はドアを開けた。 集合場所まで行くと、既に僕以外の団員は揃っていた。 それはそうか。いつも最後の彼は今日は朝から涼宮さんと一緒にいたわけだから。 「やぁみなさんお揃いで。」 「おっはよー古泉君!」 「おはようございますぅ。」 「…」 「おぅ。」 朝っぱらからそれなりに激しい運動をしたのだから、さすがの涼宮さんも少しは疲れていると 思ったのだが…むしろいつもよりもテンション高めに見えた。 …彼のほうは少しやつれ気味だったが。 「大丈夫古泉君?なんか少し顔色が悪いわよ?」 ああしまった。疲れが表に出てしまったようだ。 「いえ、大丈夫です。恥ずかしながら昨日少々夜更かしをしてしまいまして。」 横目でチラリと彼を見てみる。微妙に怪訝な顔をしていた。 「ふぅん、まぁ平気ならいいわ。 じゃあとりあえず喫茶店ね。そこで班決めするわよ。」 付き合っているんだから彼と2人きりでいればいいのに。わざわざ班を決めるところが涼宮さんらしい。 「あ、古泉君。ドベだから今日おごりね。」 … …かしこまりました団長様。 公正な班決め(色つきわりばし)の結果、涼宮さん長門さん朝比奈さんの女の子3人組。 僕と彼の男2人組みという組み合わせになった。 「じゃあ4時にまたこの喫茶店で待ち合わせね。 古泉君。キョンがさぼらないようにしっかり見張っててね。」 「かしこまりました。」 「さぼらねーっての。」 特に気分を害したようすもなく彼が溜息をつく。 「んじゃ、いくわよ。みくるちゃん、有希。」 あちら方と別れ、彼と街中を歩く。 「なんか飲むか?おごってやるぜ。」 これはめずらしい。なにかいいことでもあっ…そういやありましたね。凄いのが。 「?どうした、いらないのか。」 「いえ、ありがたくいただきます。今日はえらく気前がいいですね。」 「ま、今日誰かさんが遅く来てくれたおかげで珍しく財布が重いんだ。」 「なるほど。」 奢ってもらったコーヒーのプルタブをあける。彼は既に飲み始めていた。 「…昨夜はお楽しみでしたね。」 『ブーーーーーーーッ』 彼が派手にコーヒーを噴出す。ここまで期待通りのリアクションをしてくれるとは。 「なななな、なんで…ハッ、また機関とやらの情報だな! おい、いいかげんにしろよ。俺はともかくだな、ハルヒのそんなプライベートなことまで…」 顔を赤くさせたり青くさせたりしながら物凄い勢いでまくしたててくる。 普段冷静な彼がここまで取り乱すとは… 「いえいえ、別に覗いてたり、会話を聞いてたりしていたわけではありませんよ?」 「?、じゃあどういうことだ。」 「閉鎖空間です。」 「なに?」 「昨夜の12時過ぎごろ、ものすごい規模の閉鎖空間があちこちに発生しまして… 昨日涼宮さんがあなたの家に泊まりに行っていたことは、僕をはじめSOS団員全員が知って いたことだったので、発生した原因としてはまぁ、。そういうことかなと。」 この際だ。彼ぐらいには言ってもいいだろう。 僕の中に溜まっている疲れを少しでも癒すために、彼をおちょくって照れた顔でも見てやろう。 「…!…っっ!」 彼は落ち着かない様子で目をぎょろぎょろ動かしている。 その時点でかなりおもしろい。よっぽど恥ずかしいのだろう。 が、さらなる動揺を与えるため例の桃色空間の様子を伝えようとすると… 「閉鎖空間が発生した…ってことは…ハルヒはもしかして、ストレスを感じていたのか?」 「え?」 「いや、だって閉鎖空間が発生する理由ってのは、ハルヒの精神が不安定になることが原因なんだろ? てことは俺との行為になにか不満があって…」 いやいやいやいや。発生理由としてはまさにその真逆なのだが… 彼は顔を青くしながら頭を抱えている。こんな一面もあったとは。 「いや、でも昨日はハルヒもあんなに満足そうにしてたし…今日の朝だって…」 ぶつぶつ独り言を呟く彼。そしてハッと顔を上げると 「もしかして、今日の朝方も?!」 「え、ええ、発生しました。あの、でもですね…」 そうじゃないんですよ。と、別に涼宮さんは不満を感じていたわけではないんですよ。と 説明しようとすると… (ん?ちょっと待てよ…) ピキーンと、ある閃きが僕の頭をよぎった。 そして… 「…そうですね。涼宮さんはあれで乙女チックな所がありますから。 もしかしたらまだ彼女の中では、あなたとそういう関係になるのは早い、と感じていたのでは?」 なんて事を口走っていた。 「で、でも昨日ハルヒは割りとノリノリで…はっ、ま、まさかそれも俺の為を思って?」 少し考えれば分かりそうなことなのだが、彼は完全に動揺しきっていて冷静な判断力を失っているようだった。 「考えられますね。涼宮さんがあなたの事を愛しているのには変わらないのですから。 多少強引に迫られれば、それは彼女としては断れないでしょうね。」 僕がそういうと彼はとうとう力なくうなだられてしまい 「なんてこった。俺はハルヒの気持ちを少しも考えないで…」 なんだかちょっと可哀想になってきた。 もちろんこのままではよろしくないから、それなりにフォローもする。 「でも、安心してください。確かに割りと規模の大きな閉鎖空間でしたが、 そこから重度のストレスや、不満などは感じ取りませんでしたから。」 僕がそう言うと彼はバッと顔を上げ 「そ、それはどういう事だ?」 「つまり、涼宮さんは嫌がっていたわけではないんですよ。 やはり多少の不安や恐怖みたいなものはあったのでしょうがその反面、あなたに求められて嬉しいと いう気持ちもあった。その証拠に、いつもは獰猛に暴れる神人が昨日はまるで『どうしていいかわか らない』といった感じでおろおろしているばかりでしたから。」 嘘8000な事を言う。結構穴だらけの説明だったのだが動揺している彼にはこれで十分だった。 「な、なるほど…」 彼も少しだけ立ち直ったようだ。 ここでトドメを。 「時間はたっぷりあるのですから、急いで体を求める必要はないと思いますよ。 あなたと涼宮さんの相性は抜群なわけですから。ゆっくり距離を縮めていけばいいかと。」 そう言ってコーヒーを口に運ぶ。彼は 「そうだな。そんなに急いてやる必要はない。サンキュー古泉。俺、なんだか焦ってたみたいだ。」 と言って、なんだか1人新たに決意を固めているようだった。 くくく、計算通り。 涼宮さんには悪いがこれで彼との行為がしばらく無くなってくれれば、僕をはじめ 機関の仲間全員が少しは休息をとれるというものだ。 もちろん、それで涼宮さんが欲求不満になって通常の閉鎖空間が発生しては元も子もないので、 その辺はまたタイミングを見計らって彼を焚き付けるとしよう。 集合時間になり、3人と合流する。 彼は涼宮さんの姿を見るやいなや彼女の肩を掴み、 『ごめんなハルヒ。俺、もっとお前のこと大事にするから。』 などと言っていた。 朝比奈さんは顔を赤らめ動揺し、長門さんも少し驚いてるようだった。 当の涼宮さんも顔を赤くしていたのだが、当然彼にいきなりそんなことを言われた意味が分かるはずもなく 「ええ?!と、当然よ!」 などと言っていた。…なにが当然なんだ。 それから解散になり、僕も帰宅することにした。 分かれる際に見た。彼から積極的に手を握られ、意味がわからず動揺する涼宮さんの顔が印象的だった。 ふぅ、これでしばらくは僕もゆっくり養生できそうだ。 彼と涼宮さんの絆をより深め、桃色空間の発生も防ぐ。なんて完璧な事をしでかしてしまったのだろう僕は。 機関に申請すれば、ボーナスでも出してくれるかもしれない。 そんなことあるわけないっての。とか1人でにやにやしながら歩いていると、いつの間にか自宅に到着した。 ああ、疲れた。すぐに横になりたいが… どうせ明日はゆっくりできるんだ。のんびりしようか。 それから僕はゆっくりお風呂に入って、夕食を作り、テレビを見ながらのびり食事した。 久しぶりの休息はあっという間に過ぎていき、時刻は22時、 昨日ほとんど寝ていなかったためそろそろ目蓋のほうも限界である。 …そろそろ寝よう。 トイレで用を足し、布団に入る。 明日は何時に起床しようか。せっかくだ、いっそお昼の12時ぐらいまで寝てしまえ。 好きなだけ睡眠をとれることに小さな幸せを感じつつ、僕は目蓋を下ろした。 『『溝鼠ハイエナ糞豚ばかりぃぃぃ! ソゥアタック ソゥアタック ベノムセェェイ!!』』 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 爆音に思わず目が覚める。 音の発信源を探る、どうやら自分の携帯電話の着信音だったようだ。 もちろんこんな激しいハードコアな音に設定した覚えはない。 …長門さん、今日は僕の携帯に触るヒマなんてなかったはずじゃ… 液晶を見る。 『着信・バイオレンス森』 森さん…?時間は…午前12時…。 …嫌な予感がする。 いや、でもそんなバカな。 だって今日僕が成し遂げた偉業によってあの空間が発生するはずはないのだから。 と、とりあえず電話に出よう。 「もしもし…」 「古泉。仕事よ。」 「えぇ?!それってまさか…」 電話越しで深い溜息が聞こえた。 「閉鎖空間よ。」 ハハハ…んなバカな。 「それって、どっちの…?」 「言わなくてもわかるでしょ。桃色のほうよ。」 なんで…今日のお昼の事は一体… 「しかも、規模の広さも神人ちゃんの浮かれっぷりも前回とは桁違いよ。」 そ、それはどういう… 「機関の精神部の話だと、涼宮ハルヒの中で昨日よりも激しい歓喜の気持ちが生まれたのが原因だって。」 激しい歓喜の気持ち? 「なんでも彼のほうから彼女になんらかの告白をしたらしくって。」 携帯の向こうから自嘲気味な笑いが聞こえる。 「それを受けた彼女の強い喜びが、そのまま神人の行動に出ちゃってるみたい。」 … 「で、そのままベッドインしちゃったもんだから、当然閉鎖空間も発生する。 強い感動を引きずったままだから、空間の規模も神人ちゃんの浮かれ 具合もそんな風にパワーアップしちゃったってわけ。」 それは… それはつまり… 僕が今日行った事が、思いっきり裏目に出てしまったということですか? 「どうしたの古泉。ちゃんと聞いてんの?」 「ああ!聞いてます聞いてます。」 とりあえずその事は黙っておこう。バレたらどんな目に会うかわかったもんじゃない。 「とにかく、もう新川をあんたン家によこしたから、急いで準備して。今日は戦闘に入る前にちょっとした集会をやるわよ。」 ちょっとした集会? 「今日の朝言ったでしょ。やつらと戦うには、個々のモチベーションアップが大切なのよ。」 はぁ… 「とにかく、来ればわかるわ。」 午前12時40分。 僕が現場に到着すると、そこには異様な光景が広がっていた。 機関の仲間が綺麗に、一列に整列しており、その背筋は例外なく伸びている。 そして、1人列に混じらず相対するように仁王立ちしている森さんの姿が。 「来たわね古泉。」 あ、あの森さん。これは一体… 「言ったでしょ。全員のモチベーションをあげるのよ。あんたもさっさと列に加わりなさい。」 怖いので支持に従う。 そのうち残りの仲間が到着し、彼らも同じように整列させられた。 それじゃあ、始めるわよ。 何をやるんだろう…どうやら僕以外の人たちはこれからなにをするか知ってるようだったが… と呑気に構えていると… 「あたしが桃色空間特別対策員隊長の森園生である!」 えぇ?!森さん、急になにを… 「話しかけられたとき以外は口を開くな 口でクソたれる前と後に“Sir”と言え 分かったか、ウジ虫ども!」 いきなりなに言い出し『『『Sir,Yes Sir!!』』』ええええええ?! 「ふざけるな!大声出せ!タマ落としたか!」 『『『Sir,Yes Sir!!!!』』』 ちょ、どうしたんですかみんな! 僕の疑問などどこ吹く風。森さんはかまわず続ける。 「貴様ら糞超能力者どもがもしこの戦いに生き残れたら── 各人が兵器となる。戦争に祈りを捧げる死の司祭だ その日まではウジ虫だ!地球上で最下等の生命体だ 貴様らは人間ではない 三流アニメキャラのクソをかき集めた値打ちしかない! 貴様らは厳しいあたしを嫌う だが憎めば、それだけ学ぶ あたしは厳しいが公平だ、二次創作での差別は許さん 古泉が自分のことを「私」と呼ぶSS、 名前が「小泉」、「朝日奈」となっているSS 「みくるちゃんでAVを録るのよ!」的なエロ同人誌 すべて── 平等に価値がない! あたしの使命は甘くて身悶えるようなSSを読んでにやけることだ! 『10月8日 曇りのち雨』なみの甘さを! 『ハルヒ親父シリーズ』なみの甘さを! 分かったか、ウジ虫!」 わかりませ『『『Sir,Yes Sir!!!!』』』ええええええ?! 「ふざけるな! 大声だせ!」 『『『Sir,Yes Sir!!!!!!!!』』』 「OK、行くぞ!」 『『『オォォォオオオォォオ!!!!!!』』』 並んでいた仲間が雄たけびを上げ、次々と桃色空間へと突っ込んでいく。 1人残され、唖然としていると森さん(現ハートマン森軍曹)が近づいてきた。 あの森さん。これは一体…。 「ほら見てみなさい。全員見違えるようなテンションよ。 今日一日中考えてた甲斐があったってもんよ。」 は、はぁ… 「これから桃色空間が発生した場合、毎回これやるから。 あんたも次回からはちゃんと返事しなさいよ。」 うええええ… 「なによその反応。嫌だっての?」 いえ、なんでもないですぅ。 とりあえず、明後日にでも彼には本当のことを言おう。 うん、そっちの方がいろんな意味で安全だ。 おしまい
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現在SOS団で合宿中。 岡部「さあ消灯時間だ。騒いでないでちゃんと寝ろよ。うるさくしてたらすぐに来るからな。」 一同「はーい」 ハルヒ「みんな起きてる?」 キョン「起きてるが」 ハルヒ「修学旅行と言えば・・・枕投げでしょ!」 古泉「そうですね。さすが涼宮さん。感服いたしました」 ハルヒ「よーし、じゃあみんないくわよ!それ~!」 ハルヒ・キョン・古泉・長門が無邪気に枕投げを楽しむ中、みくるが口を開いた。 みくる「みなさ~ん・・・そんなにうるさくしたら先生に怒られちゃいますよ~・・・」 それを聞くやいなや一同は一斉にみくるに向かって枕を投げ出した。(キョンと古泉は軽く) ハルヒ「な~に言ってんのよ。せっかくの夜なんだから楽しまなきゃ損よ。それ!」 長門「来たらすぐに寝たふりをすればいい・・・」 みくる「うわ~痛いです~・・・やめてください~・・・」 ハルヒは興奮してるようでみくるに枕を投げるだけでなく、みくるに布団を被せたりしていた。 結構派手に騒いでたので案の定岡部の部屋にまで騒音が聴こえてしまい、岡部がやってきた。 「ガラッ!」 岡部「うるさいぞお前ら!何をしている!!」 みくる「もうやめてくださ~い!」と言ってハルヒにむりやりに被せられた布団をバッと剥ぐと、 周りの連中は既に寝たふりをしていて、みくるだけが起きている状態を岡部に見られた。 岡部「朝比奈、お前一人で何をしとるんだ!バカもの!!」 みくる「そんな~・・・。(泣)」(私だけ怒られた・・・グスン) みくる「ちょっと待ってください先生~・・・みんなが枕投げしてて、それで・・・」 岡部「お前以外はちゃんと寝てるじゃないか!そうやって可愛くぶりっ子すれば 何でも許されると思ったら大間違いだぞ。次うるさくしたら先生の部屋で寝てもらうからな!」 みくる「はい・・・すいませんでした・・・」 岡部は自分の部屋に戻った みくる「酷いです~(泣)私だけ怒られちゃった・・・え~ん」 ハルヒ「バカね~。何があっても寝たフリしなきゃダメでしょ」 キョン「そうですよ朝比奈さん。何があっても寝たフリです」 ハルヒ「じゃあ今度はチャンバラをしましょう!みんな、さっき買った木刀を出して!いくわよー!」 みくる以外の4人がエキサイト。 みくる「ちょっと待ってくださ~い。それはマズイですよ~。音がうるさすぎます~」 古泉「あ!朝比奈さんも参加したいんですね?ちょっと待っててください」 古泉は鞘に収められてる本物そっくりの偽日本刀を持ってきた。 古泉「これを鞘から抜くことのできる真の勇者は誰か!?さあみなさん挑戦してください!」 ハルヒが抜こうとするが ハルヒ「クッ!ダメだ!」 長門が抜こうとするが 長門「・・・無理・・・」 古泉「さあ次は朝比奈さんですよ」 みくるはオドオドしながら柄を握り、刀を抜く。 一同「オ――ッ!勇者よ!」 みくる「わぁ~・・・(喜) いきますよ~ それ~! えい! やあ!」 そう言ってみくるは笑顔で全員に斬りかかる。みんなはやられたふりをする。「うわ~・・・やられた~」 「ガラッ」 岡部「うるさいぞ!何をしている!」 またまたみくる一人が起きている状況を見られてしまった。他の4人は斬りつけられて死んだふりをしているときに 同時に寝たフリを開始していた。 岡部「朝比奈おまえ・・・一体どうしたんだ?他の連中は良い子に寝ているというのに・・・」 岡部「お前がこんなに悪い子だったとはな。いいか?次うるさくしてたら今度こそ本当に先生の部屋で 一緒に寝てもらうからな!わかったか!?」 みくる「はい・・・すいませんでした・・・」 みくる「え~ん(泣)」 ハルヒ「もうドジね~。何があっても寝たふりって言ってるでしょ!」 長門「・・・マヌケ・・・」 キョン「おいみんな、俺さ・・・持って来ちゃったw ジャーン!」 キョンはエロ本を持ってきた。女も居るってのにバカかコイツ?バカか。 古泉「全く、貴方には本当に驚かされる// 僕も勉強のために少し拝見致しましょう」 ハルヒ「キャーw 見ましょう見ましょうw うわあ・・・こんな形なんだぁ・・・」 長門「///」 みくる「み、みなさ~ん!(怒) そういうの見ちゃいけないんですよ・・・///」 ハルヒ「あ!わかった! みくるちゃんも見たいんでしょ? ほら!見なさい!」 みくる「・・・・・・////・・・・・・」 キョン「おい!岡部が来た!みんな寝たフリだ!」 みくる「!!! よ~し、今度は何があっても寝たフリです。何があっても。」 「ガラッ」 岡部「おいうるさいぞ! ん? 何だこの本は! 高校生なのにこんな本読んだの誰だ!?」 みくる以外の4人が起き上がり、一斉にみくるを指差す。 岡部「朝比奈~・・・!! 起きろ朝比奈!お前がこんなに不良だとは思わなかった! 約束通り先生の部屋で寝てもらうぞ!しっかりと調・・・説教してやる!この本も没収だ!」 みくる「ひえ~~~・・・・」
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部室にて―― 長門(ここなら誰にも邪魔されないはず…) 長門「ブー…ピィー…プピプピ…」 ――ガチャーン(勢いよくドアを開けた音) みくる「っるせぇて言ってんだろうがぁ!!……でしゅ」 長門「あ」 みくる「あ゙」 長門「テメェこの野郎っ! ポカポカ 」 みくる「ぶぇ~ん許ちてくだしゃ~い!ちょっと粋がってみたかっただけなんでしゅ~!」 長門「死ね!100ぺん死ね!半永久的に死に続けろ! ゲシゲシ 」 みくる「びぇ~~~ん(TAT)」 長門「ハァハァ… ピアニカたんとってもキャワキャワなフォルムだねピアニカたん… それじゃあ、そ~っと… まずは、そのかわいい鍵盤からだよ…エアピアニカ萌えっ…… がぢゃっ、がちゃがちゃがちゃがちゃ…ハァハァ… お次は実際に吹いてみるよ…ピアニカたんの鍵盤…ハァハァ… ハァハァ!!!とってもキャワキャワでいやらしいフォルムをしているね!!!! プ…プス…!プビーープヒャーー!!!ブーーー!! がちゃっ!がちゃがちゃ!がちゃちゃちゃっ!!! ハァハァハァハァ… 最後はピアニカたんの唾抜きだよ!!!ジュルッ!… !!!!こっ、これはっ!!!!!ハァハァハァハァ!! クンカクンカ!!ちゅっちゅちゅっちゅ!!! ぺろぺろ!チロチロ!ぺろぺろ!チロチロ! んんんんんんんんんんんんっまっ!!!! ハムッ!!ハフハフッ!!ハフッ!!! スゥゥゥゥゥゥハァァァァァァっ!!!!!!! ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ!!! ピアニカたんとってもキャワキャワだよピアニカたん…美味しいよ。 ピュプッ!!ピューッ!!ピュッピュッピュッファー!!!」 ――ドンッ(壁を殴った音) お隣さん「プピプピうるせでしゅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 キョン「ああ!うっかり長門を屋上から落としてしまった!」 ――ピカー キョン「うおっ、まぶしっ」 みくる(神)「私はこの自殺スポットの神様でしゅ。 あなたがさっき落とちたのはこの『宇宙人の長門しゃん』でしゅか?それともこっちの『消失長門しゃん』でしゅか?」 キョン「パイパンで生理前のロリ巨乳長門かタブー系妹仕様長門はないんですか?」 みくる(神)「これは予想外でしゅ」 ススス キョン「あっ!ちょっと何処へ!?」 みくる(神)「付き合ってられないでしゅ。お家に帰って朝生みるでしゅ」 キョン「おお、ミク~~ル、ウヴァテュ~、ジュテ~~~~~~~ム、マ~べ~~、マ~べ~ミク~~~~~ル!!」 みくる「おい今日ハルヒの家で2人で受験勉強するらしいぞww」 長門「もち盗撮wwww夢がひろがりんぐww」 古泉「熱いスね」 ――――― ハルヒ「今日はビシビシいくわよー!!!」 キョン「おう、あそこを落ちるわけには行かんからな」 ハルヒ「あったりまえよ!!あんな大学落ちたら死刑だからね!」 ――――― みくる「ハルヒのテンションうぜえwwwww」 長門「でたwww死刑発言wwwイタスwwww」 古泉「ウザいスね」 ――――― ハルヒ「あんたなんか参考書持ってきた!?」 キョン「ああ、その鞄に入れてきた」 ハルヒ「どれどれ見せてみなさい!!」ドザー ――――― 長門「参考書に紛れてコンドームがある件について」 みくる「こっそり入れといたwwwwwwwww」 長門「みくるGJwwwwwwwwwwwwwww」 みくる「あwwwハルヒ気付いたwwww」 ――――― ハルヒ「……」 キョン「一応、今日使いそうな物は全部入れてきたぞ」 ハルヒ「…そう」 ――――― みくる「ハルヒ、テンションガタ落ちwwwwwwwww」 長門「今日使う物で紹介するキョンにバロスwwwwwwwwww」 ――――― キョン「今日は俺もヤル気マンマンだからな!さっそく始めようぜ」 ハルヒ「………」 ――――― みくる「もう泣きそうじゃんwwwwwww」 長門「キョンバカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 ――――― キョン「アソコにはどうしても入りたいからな!今日は例え血が出ようとも続けるぜ!!」 ――――― みくる「グロすwwwwwwwwこれはマズイだろwwwwwww」 長門「さすがにwハルヒ泣いたwwwwwwwwwグロすぎwwwwwwwwww」 キョン×ハルヒの新しい関係 ハルヒ「ちょっと!あんたなんで勉強ばっかりしてんのよ」 キョン「明日テストなんだから仕方ないだろ」 ハルヒ「そんなんじゃデスノート落とした意味ないじゃない!暇!暇だわ!」 キョン「俺はこんなの使うきない」 ハルヒ「つまんないわね」 キョン「(!!待てよ、これを使えば朝比奈さんを……いやいやいや、そんなことだめだろ)」 ハルヒ「………」 キョン「っておい、おまえなんで俺の名前書いてんだよ!」 ハルヒ「あんたがエロい顔してるから悪いのよ!」 キョン「ち、ちくしょう」 長門「あっ誤射した」ゴシャーン キョン「ながもーん!わしだーっ!」 ハルヒ「ちぇっ、年寄りは黙ってろよー」 古泉「なかなかやるじゃねえか、お前にしちゃ上出来だ」 みくる「最終防衛ラインも突破されまちたー」 長門「ひよこまんじゅうのなかみをのこしてかわだけをたべるかいかん」 キョン「こ、この野郎一箱全部やりやがった!」 長門「落ちる………」 長門「ちくしょおおおお……!!!!」 長門「み…みちゃおれん………!!」 長門「な…長門……」 長門「……死ぬな…………」 長門「死ぬなーーーーーっ!!!!!」 長門「…………………」ピーーー !! 長門「や…やはり……………ダメ………だった………」 長門「長門………」ガク… 長門「残念d キョン「何やってんだ?」 長門「ドラゴンボールを音読登場人物は全員わたし」 キョン「素晴らしき自作自演ワールドwwwww」 みくる「こ、ここどこですか?どうしてわたしこんなとこにいるんですか?」 キョン「いや、ここは俺の部屋であんたが勝手に机の引き出しから出てきたんだろ……」 みくる「あ、そうでした! え、えっと、わたしはー…いじめられて困っているあなたを助けるために、 22世紀の未来から、来たのです!」 キョン「いや、俺いじめられてねえし……」 みくる「え、そ、そうなんですか?で、でもテストで0点とっちゃって困ってるとか……」 キョン「そんなにバカじゃねーって」 みくる「ふぇ……、じゃ、じゃあ女の子に嫌われちゃったりとか……」 キョン「俺にはハルヒという彼女がいる」 みくる「そ、そんなぁ……わたしどうすればいいんですかぁ?」 キョン「いや、勝手にそっちから来てそんなこといわれても……」 みくる「でもでも……わたし困るんです……のびた君を助けないといけないって命令なんです……」 キョン「(明らかに来る場所間違えてるな……)」 キョン「みくるえもん、なんか未来らしく空とか飛ぶ道具とかないの?」 みくる「え、そ、それは出来ますけど……えっとぉ…禁則事項です……」 キョン「どこかに一瞬で移動できる道具とか」 みくる「禁則事項です……」 キョン「お菓子を二倍に増やす薬とか」 みくる「禁則です……」 キョン「じゃあ、何でもいいから未来の道具とか持ってないの?」 みくる「この時代への道具の持ち込みは全て禁じられてるんです……」 キョン「(じゃあ、何しに来たっちゅーねん!)」イラッ 「オッス!」 「おぉ、古泉か…ん?」 「どうしたベイビー」 「お前口調がおかしくないか?」 「今日からキャラのセーブを取っ払うことにしたのさHAHAHA!!!!!!!!」 「嫌な予感がする…」 「さぁボーイ!さっそく僕とこのアヴフレックスでレッツマッスル!!!」 「ちょっと早いが今日は帰ろうk」 「さぁボーイ!ショウタイムねHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!」 みくる「おい、今回はキョンの家で勉強会だぞwww」 長門「待ってましたwwww夢がひろがりんぐww」 古泉「もち盗撮スね」 ――――― ハルヒ「おじゃましまーす」 キョン「おう、今回はイキナリ泣くなよ。前は勉強どころじゃなかったからな」 ハルヒ「うん、今日は大丈夫よ」 ――――― みくる「おおwwハルヒwwミニスカww」 長門「気合入れてきてんじゃねえww」 古泉「ヤル気スね」 長門「キョンの部屋にバイブがある件について」 みくる「こっそり3個ほど置いてきたwwww」 長門「みくるGJwwwwwwww置きすぎww」 みくる「ハルヒ気付いたwwww」 ――――― ハルヒ「……」 キョン「おいハルヒ!どうした!?既に様子がおかしいぞ! どうも勝手に変な勘違いするみたいだからな、泣く前にちゃんと理由を言えよ」 ――――― みくる「やばい、今日のキョンは冷静だ」 長門「それでもキョンのクオリティに期待」 ――――― ハルヒ「わ…分かったわ、確かに今日はそれなりに覚悟してきたんだけど、 やっぱりまだ初めてなんだし、イキナリそういうの使うのは怖いっていうか…」 キョン(…何の話だ?もう既におかしな方向に行ってるな…このまま話しを聞いてもさっぱりわからん) キョン「OK、まず2、3個ツッコませてくれ」 ハルヒ「そんなに入るわけ無いじゃないのばかぁー」 キョン「おいハルヒ!!どこいくんだ!?何なんだよ一体!!!」 ――――― みくる「バロスwwwwwwww結局泣いたwwwwww」 長門「挿れすぎだろwww常識的に考えてwwwwwwww」 長門「あなたにわたしのパーフェクトゼクターになってほしい」 キョン「なに?」 長門「ナガトパワー」チュッ キョン「んっ…………」 ハルヒ「ハルヒパワー」チュッ みくる「ミクルパワー」チュッ キョン「ちょ、ちょっと」 古泉「イツキパワー」テドドンッ キョン「マキシマムSOSパワアッー!!」 長門「この銀河を統括する情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース……」 長門「……それが、あなた」 キョン「俺かよ!?」 キョン「よっしゃー!SOS団応援歌行くぜぇー!」み長古「応!」 キョン「走りだせ!振り向くことなく」 みくる「恐れを知らないバーニングソウル!」 長門「アイキャンフライ!(ヘイ!)ユーキャンフライ!(ヘイ!)ウィーキャンフライ!!(ヘイ!!)」 一樹「ゴング・ゴング・ゴング鳴らせ!!!」 ハルヒ「歌うのは止めないから、せめて統一するのかバラバラなのかハッキリしてよ……」 長門「私も他の人なんか知らない。みんな死んじゃっても知らない。私もキョンだけを守る。私も、キョンだけのために戦って、キョンのためだけに死ぬ。」 キョン「イリヤの空?」 長門「長門の空。」 ハルヒ「おっくれてるぅーーーーーーっ!!!!!!」 「部長!!」 長門「おーとのーないせーかーいにー まーいおーりーた I was snow」 みくる「おーとのーないせーかーいにー しーとしーとと I was rain」 ハルヒ「おーとのーないせーかーいにー てーりつーけーるI was sun」 キョン「おーとのーないせーかーいにー なーまえーない I was kyon」 古泉「おーとなーのーせーかーいにー そーびえーたーつ I was ●」 -消失の一場面- 世界改変されて慌てて部室に来るキョン。 そこにいた長門に詰め寄るも何も成果なし。 そして失意のうちに帰ろうとしたとき、 「待って」 長門は本棚の隙間から藁半紙を引っこ抜き、ためらいがちに 俺の前に立つ。そして俺のネクタイの結び目あたりを見ながら、 「よかったら」 片手を出してきた。 「持っていって」 渡されたのは ───もう近寄るなボケ!目障りだ!図書館での屈辱は一生忘れない! と書かれた入部届けだった・・・ 古泉「マママママママママママッマママママガーママママママ」 キョン「どうしたんだコイツ」 長門「エラーが発生し。直す?」 古泉「オニャノコサイコウマッガーレ」 キョン「このままでおk」 長門有希(ながと ゆき) 3才 最終学歴:なし (現在公立高校に在籍中) 職歴:なし 資格:なし 特技:基本的になんでもできます。情報操作はお手の物です。 (イオナズンみたいなことも出来ます) 趣味:一日中部屋に篭って本を読むこと。 生まれてずっと3年くらい一人で部屋に篭ってました。 仕事に対する意欲:主流派です。みんなには一番頑張ってるといわれています。 キョン「お前、お金とかどうやって生活してるんだ?バイトか?」 長門「バイトは無理……なぜか全部落ちる」 ハルヒ「カラオケやるわおー( ^ω^)」 キョン「なんだそりゃ」 古泉「では僭越ながら『ばしぃ』(´・ω・`)ショボーン」 長門「ウォオオオーオオ!!!ウォオオオーオオ!!!だっだだだだっだぁーーー!!!」 ハルヒ「有希が一番手かお( ^ω^)」 キョン「それやめい」 長門「ど ん な 敵 で も 味 方 で も か ま ー わ な ー い!!!」 古泉「意外というか何というか、選曲が」 長門「ごーの゛ー手゛を放ずもんがー『ブヂィ』ま゛っ゛がーな゛ーぢがいぃぃぃ!!!!」ビチャビチャ キョン「おいおいノド裂けてんぞ!」 ハルヒ「さすが有希だお( ^ω^)」 古泉「僕達に(ry」 キョン「言うてる場合かーッ!」ビシィ キョン「( ゚ ж ゚;)」 ハルヒ「何変な顔してんのよ?」 キョン「ススッ((( ゚ ж ゚;)」 ハルヒ「ちょ!寄ってくんな!!」 キョン「ピャッε=( ゚ ж ゚;)」 ハルヒ「ギャーッ!キメェ!!」 キョン「( ゚ ж ゚;)<にーにー!おまんこ!ハァハァウッ!ブルブルッ!アッー!!!」 ハルヒ「( ゚ ж ゚;)<ぶはっwwwww」 キョン「(゚д゚)」 ハルヒ「(゚д゚)」 みくる「人いないな」 みくる「……」 みくる「風の中のすばるーーーーー」 みくる「砂の中のぎんがーーーーー」 みくる「みんなどこにいったーーー」 長門「見送られることもなくーーーー」 みくる「ちょwwおまwwどこいたんだwwwww」 長門「天井に張り付いてた」 みくる「ヤモリかwww」 この頃、仲良い二人が保守 探索で二人になったら キョン「朝比奈さん、がんばってくださいね……長門も」 みくる「………はい」 長門「………」 …………… みくる「……行きましたか?」 長門「行ったな」 みくる「じゃあカラオケ行くか?」 長門「ちょwwwwwwwwwおまwwwwwww音痴wwwww耳が割れるwwww」 みくる「うっせぇwwwwwwwwwwwwwww」 みくる「あっ!それコナンじゃないですか!」 キョン「知ってるんですか?」 みくる「当然ですよ!」 ハルヒ「ねぇ、これって結局コナン=新一なの?」 キョン「朝比奈さんは知ってるんじゃないですか?」 みくる「バーローwwwww禁則だwwwwwwww」 キョン「走りだせ!振り向くことなーく!冷たい夜を確かめろォ!」 ハルヒ「(また歌っているわね……)」 長門「闇に深くうごめくぅ~飢えた獣の叫びぃ~邪悪な気配探ってもヤツは恐れず立ち向かう!」 ハルヒ「(またバラバラね)」 みくる「脅え逃げ惑う人々の中を~か・き、か・わ・け~俺は急ぐ迫り来る敵へ走るー!」 ハルヒ「(でもやっぱりJAM繋がりね)」 古泉「ゲット!ゲット!ゲッェター!ゲッターロボォォ!!」 ハルヒ「(そうきたか)」 長門「情報構成を一部変更……こいつを見てどう思う?」 キョン「すごく……アヤナミです」 バカな長門はかわいいよな。 長門「今度ソニーから出たPSⅢとやらを買ってきた」 キョン「ソフトは?」 長門「ソフトってなに?」 キョン「それがないと遊べないんだよ。……わかった。一緒に買いに行こう」 長門「もしかしてカセットのこと?でも店員さんに聞いたんだけど無いって言われた」 キョン「カセットって……」 …… … キョン「セガマークⅢか……」 みくる「おいwwキョンとハルヒ第3回勉強会wwww」 長門「うはwwwwおkwwwwwwもち監視www」 古泉「久々ッスね」 みくる「キョンクオリティに期待www」 古泉「もう大丈夫だと思うス」 長門「どういうことよ?」 古泉「今までのは全部僕らの仕業ってキョンさんに教えといたッス」 みくる「ハァ?マジ空気嫁よ古泉」 長門「あーあ台無し」 古泉「…すいませんッス」 みくる「あ、キョンとハルヒきた」 ――――――― キョン「なぁハルヒ、これどう解くんだ?」 ハルヒ「バカね、それはこの公式使うだけよ」 キョン「なるほど、サンキュー」 ―――――― みくる「超普通じゃん」 長門「全部古泉のせいな」 古泉「申しわけ無いス…」 ―――――― ハルヒ「ねぇ…キョン」 キョン「ん、なんだ?」 ハルヒ「今日は大丈夫だからっ」 キョン「え、何がだ?」 ハルヒ「その…だから…もう!言わせないでよ!」 ―――――― みくる「ハルヒ誘ってんじゃねえwwww」 長門「ホントはしたいんだなwwww」 ―――――― キョン「ああ、そのことだが…もうそういうことは起こらないと思うんだ」 ハルヒ「え…どういうこと?もうしたく無いってこと!?」 キョン「いや、ハルヒ泣くな!実は昨日、古泉と会ってな」 ハルヒ「古泉君と何の関係があるっていうの?」 キョン「俺は古泉にハメられてたんだ」 ハルヒ「キョンってそっちの方向の人だったね…もうやだー」 キョン「おい!違うって!どこいくんだ!!待ってくれ!!」 ―――――― みくる「バロスwwwwwwさすがキョンクオリティwwww」 長門「ハルヒwwww結局泣くのかよwwwwwwwwww オワr 長門「存在が~変わるほどの~♪」 ハルヒ「き!ず!あ!と~~なぞる~!!」 みくる「みーくるんるん♪」 古泉「ヘーイヘイヘイヘイヘーイヘーイヘイ!~♪」 キョン×2「【こいずみ】違いだ」 谷口「お前もキョンキョンになってるぞ」
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恐怖 …これは生きていくうえで避けては通れないものだ。 俺はこれからいくつの恐怖を味わうのだろうか…。 だが今、俺達が遭遇している恐怖は恐らく人生で1、2を争うものになるだろう。 …状況がわからない? OK では今回の出来事を振り返ってみよう。 ~部室~ ハルヒ「暇ねぇ~。」 ネットサーフィンをしていたハルヒはそう呟いた。 キョン「平和と言え、平和と。」 古泉とオセロをしていた俺はハルヒにそう言った。 この前のつちのこの件をもう忘れたのか…。 そんなこんなでいつもの毎日を過ごしていた俺達の所に訪問者がやってきた。 コンコン ガチャ 「こんにちは。」 ん?誰だ? みくる「あれ、あなたは管さん?」 …朝比奈さんの話によるとこの人は朝比奈さんのクラスに転校して来た管、理人って名前の人らしい …変な名前だ。 みくる「でどうしたんですか?」 管「耳に挟んだんですけど、あなた方は不思議な事を募集しているそうですね?」 みくる「ええ、まぁ。」 なるほど、ネタを持って来てくれた訳だ。 ハルヒ「詳しく話を聞こうじゃないの。」 ハルヒは目を輝かせてそう言った。 管「はい、それでは…。」 ハルヒ「ちょっと待った!」 管「はい?」 ハルヒ「その話の前に…あなたにも興味があるわ。」 …な!? ハルヒ「…謎の転校生2人目ね。」 …ああ、そういう意味か…何だ古泉!その笑みは…。 みくる「そういえば何か理由があって転校して来たんですよね?」 管「…いや…まぁ…別に僕の事は…。」 ハルヒ「隠す所が気になるわね…不思議の匂いがするわ。」 古泉「たしかに気になりますね。」 キョン「まぁ…たしかにな。」 管「いや…ええと…言うんですか…?」 ハルヒ「ほら、観念して吐いちゃいなさい。」 ハルヒは目をギラギラさせている。 管「……わかりました。実は僕…。」 ハルヒ「ワクワク…ワクワク…」 管「…借金取りから夜逃げしてきたんです。」 !? 団員一同(めっちゃ現実(リアル)だあああああ!!!!!) 管「親父がギャンブルで借金作って、毎日毎日家に借金取りが押しかけて来て、親父も蒸発し、母と幼い弟達…」 ハルヒ「いやああああ!そんな汚い大人の世界の話なんて聞きたく無いいい!!」 ハルヒは耳を押さえて叫んでいる。 キョン「やめてくれええええ!!俺はまだ子供でいたいんだ!!」 長門を除く2人も耳を押さえもがいている。 管「…んな訳でここにもいつまでいられるか…こんな所です。」 …皆息絶え絶えな感じでひざまずいている。 ハルヒ「…聞いちゃった…聞いちゃった…最後まで聞いちゃった…」 みくる「…シクシク…シクシク…。」 古泉「…何ですか…この敗北感は…この闘わずして負けた感は…」 キョン「…聞いただろ…お前の勝ちだ!これで満足だろ!帰ってくれ!!」 管「…無理やり言わせといて何なんですかこの人たちは…そろそろ本題入って良いですか?」 長門「…ユニーク。」 …。 …。 …。 ハルヒ「…なるほど、謎の影ね。」 彼の話をまとめると、隣町に古い洋館があり、そこに謎の影が出る…と言う事らしい。 管「これがその洋館までの地図です。」 そう言って簡単な地図を渡した。 管「本当はそこまで案内したいんですけど、借金取りに見…」 キョン「もういい!もういいからその話は!」 管「それではこれで…。」 ガチャ バタン 管理人は帰って行った。 ハルヒ「…影か…良い話を聞いたわね。」 古泉「それ以上に聞きたくない話も聞いちゃいましたけどね。」 ハルヒ「それじゃ、今度の休みに出動よ!」 …こうして俺達は謎の洋館へ行くこととなった。 ~休日~ 俺達は駅で落ち合い電車で隣町へと向かった。 ハルヒ「それにしても影って何だと思う?やっぱり幽霊かしら。」 キョン「…どうだろうな。ホームレスか何かが住んでました…なんてオチじゃないのか。」 ハルヒ「まぁ、行けばわかるってもんね。」 …まぁな。 ハルヒは鼻歌を歌いながら先頭を歩いている。 キョン「なぁ、古泉。」 古泉「何ですか?」 キョン「今回の件お前の所本当に関わって無いんだろうな。」 古泉「はい、それはたしかです。我々の機関は関わっていません。」 キョン「そうか…なら一体何なんだろうな…その影は…マジで幽霊じゃないだろうな…」 俺の呟きを聞いて古泉と朝比奈さんが笑いだした。 古泉「ははは、幽霊なんて居るわけないじゃないですか。そんな子供みたいな事言わないで下さいよ。」 みくる「そうですよ。キョン君もまだ子供ですね。」 長門「…非科学的。」 キョン「そこの超能力者と未来人と宇宙人…お前らが言うな。」 …それから夕方まで時間をつぶし、俺達はその洋館へと到着した。 ~洋館内~ ハルヒ「本当に誰も住んで無いみたいね。」 館の中は荒れており人の生活している気配は無い。 ハルヒの持つ懐中電灯を頼りに俺達は進んで行った。 キョン「…みるからに出そうな雰囲気だな。」 ハルヒ「なによ、あんた怖いの?」 キョン「馬鹿言うな。」 古泉「しかし…不気味ですね。」 みくる「影って何なんでしょうね…。」 その時一人の少女が声をあげた。 長門「…何か居る。」 ハルヒ「!?」 キョン「!?」 古泉「!?」 みくる「!?」 …沈黙が流れた。 ハルヒ「ちょ…ちょっと有希、脅かさないでよ。」 長門「ここには私達以外の何かがいる。」 …長門が言うなら本当なんだろう。 よく見ると古泉と朝比奈さんの顔も恐怖が浮かんでいる。 古泉「ははは…参りましたね…お札が何か持ってくれば良かったですよ。」 みくる「…数珠ぐらい持ってくれば良かった…。」 長門「お札ならある。」 そう言って一枚のお札を俺達に見せた。 キョン「え!?長門お札なんか持って来てたのか?」 みくる「…何か意外です。」 ハルヒ「ん、でも何か随分古いわねこれ。」 長門は向こうを指差しながら言った。 長門「そこに貼ってあった。」 「!!!?」 キョン「なに剥がしてんだよ長門!!」 ハルヒ「い…今すぐ元の場所に戻して来なさい!!」 長門は頷くとお札を張り戻しに行った。 …やばい、本格的に怖くなって来た。 そこに… みくる「きゃあああああああ!!!!」 ビク 朝比奈さんの悲鳴が響いた。 ハルヒ「どうしたの、みくるちゃん!」 古泉「一体どうされたのですか!?」 みくる「…ご…ご…。」 キョン「…ご?」 みくる「ごき…ごきぶりが…」 ハルヒ「ごきぶり?…ってなぁ~んだ。 キョン「そりゃごきぶりぐらい居ますよ…。ごきぶりぐらいで悲鳴を上げないで下さいよ。」 古泉「そうですよ。体長1mのごきぶりが出た訳じゃあるまいし…。」 しかし震える朝比奈さんの指差す方を見て俺達は…驚愕した。 「うわあああああああああああああああ!!!!!!」 …そこには体長1m50cmはあろうかというごきぶりがいたのだ。 みくる「…フッ」 朝比奈さんがそこで気を失った。 ハルヒ「にににに逃げるわよみんな!!」 俺は朝比奈さんを背負い全力でみんなの後に続いた。 キョン「長門!あれは何だ!?あの時のカマドウマと同じ様な奴か?」 長門「……。」 キョン「長門?」 長門「……。」 …完全に固まっている。宇宙人とは言えやはり女の子か…。俺達は広間へと出た。 ハルヒ「来たわよ!!」 奴は…Gは俺達を追って来やがった …そして冒頭にいたる。 …Gと俺達の睨み合いが続いている。 こちらの戦力は俺とハルヒと古泉。 朝比奈さんは気絶しており長門は完全にフリーズしている。 ハルヒ「どうするのよキョン!!」 キョン「俺に聞くな!」 古泉「何であんなに巨大なGが…」 キョン「今はそんな事よりもどうするかを考えろ! …もしもだ…もしも…」 ハルヒ「もしも…何?」 キョン「…もしも…あの巨体で F・G・A でも繰り出して来たらどうする!!」 ハルヒ&古泉「F・G・A!!」 『F・G・A』 F・G・Aとは「フライングゴキブリアタック」の略でGが繰り出す技の中で最凶最悪の威力を持つ技である。 実際これを顔に喰らった作者の妹(16)は精神崩壊寸前までいったのだ。 とにかく恐るべき技である。 キョン「あの巨体に喰らってみろ!精神崩壊じゃすまんぞ!!」 ハルヒ「…どうしよう。」 古泉「あ!!」 Gの背中がモゾモゾしだした…来る!! 遂にGがF・G・Aを繰り出して来た。 …くっ…これしかない!! キョン(ハルヒ!) ハルヒ(キョン!) 二人は一瞬のアイコンタクトの後… ガシッ ガシッ 古泉「…え!?」 …相殺するしかない。 キョン&ハルヒ「うおおおおおおーーー!!!」 古泉「ちょ!?ちょ!?まさか!?」 キョン&ハルヒ「F・K・A!!!!」 『F・K・A』 F・K・Aとは「フライングコイズミアタック」の略でキョンとハルヒが苦し紛れに繰り出した合体技…様するにただ古泉を力任せにぶん投げると言う古泉にとっては迷惑極まりない技である。 しかし古泉以外誰も傷つかないある意味クリーンな技である。 古泉「いゃああああああああ!!!!」 ゲシッ! キョン「よし!相殺したぞ!」 ハルヒ「今のうちに逃げるわよ!」 俺は朝比奈さんを担ぎ、ハルヒは長門を連れて奥へと走った。 …古泉…お前の犠牲はけして無駄にはしない…。 俺達はさらに奥の広間へと駆け込んだ。 キョン「出口はどこだ!」 ハルヒ「暗くてよくわからないわ!!」 ガサガサガサ キョン「なに!?」 ハルヒ「嘘!?」 …俺達の前にまた奴が…Gが現れたのだ…。 ハルヒ「…もしかして…もう…古泉君を…」 キョン「…よくも古泉を!!」 俺の体は怒りに震えた…が、だからと言ってどうとなる訳では無かった。 ピクピク ハルヒ「また背中が震え出したわ!!」 …また来るのか!? ガシッ …え!? ハルヒ「うおおおおおお!!!!!」 ちょ!おま! ハルヒ「F・K・A2!!!」 『F・K・A2』 F・K・A2とは「フライングキョンアタック」の略で、たまたま「フライングコイズミアタック」と略が同じだったので2を付け加えたハルヒ渾身の大技…様するにただキョンを…ry キョン「うっそおおおおん!!!」 ゲシッ! キョン「うおっ!」 …痛てててて…ん? G「……。」 キョン「うわあああああ!!!!!」 …俺は全力で逃げたタッタッタッタッ…バッ! そのまま物陰に飛び込み息を潜めた。 「…誰ですか?」 ビクッ キョン「だ…誰だ!」 「ああ、あなたですか…。」 …古泉? キョン「古泉、無事だったか!」 古泉「…ええ、何とか…。」 古泉は憔悴しているようだ…ちくしょう…Gめ! 古泉「それであなたは?」 キョン「ああ…ハルヒの奴がF・G・Aの相殺に俺をぶん投げやがった…血も涙も無い奴だ…。」 古泉「一体どの口が言っているのか暗くてよく見えないのが非常に残念でなりません。」 キョン「……とにかくハルヒはともかくとしても朝比奈さんと長門は放っておけない。行くぞ!」 …俺達は再び地獄へと向かった。 キョン「…どこだ?」 古泉「あっちから声が聞こえます!」 声のする方へ向かうと… ハルヒ「このバケモノ!あっち行きなさいよ!!」 ハルヒが2人を守りながらほうきでGと闘っていた。 キョン「…さすがにあの2人は投げなかった様だな。」 古泉「…そのようですね。」 キョン「G!ハルヒ達から離れろ!」 ハルヒが声をあげた。 ハルヒ「2人とも生きていたのね!!早く何とかしなさい!! さっさと助けないと死刑よ!!」 …なんて言いぐさだ…とにかく!! キョン「G!!お前の相手は!!」 Gが振り向いた。 G「…ジロリ。」 キョン「…この古泉一樹だ!」 古泉「ええ!?」 ガサガサガサ 近づいて来た!! ガシ! え? …俺はGに組み敷かれていた。 キョン「ひいいいい!!」 俺、 絶 体 絶 命 ! この世には色々な悲惨な死に方があるがGに食われて死亡………!! キョン「絶対いやだああああああああああ」 …火事場の馬鹿力とはよく言ったものだ。 気づくと俺はGをはじき飛ばしていた。Gは放物線を描いて…朝比奈さん!! Gは朝比奈さんの所へ飛んでいった。 みくる「…ん…。」 また最悪のタイミングで目を覚まして… G「……。」 みくる「……。」 Gと朝比奈さんはしばらく見つめあったあと… みくる「い…い…いやああああああああ!!」 ドゲシ! 朝比奈さんは激烈な回し蹴りをGに喰らわした。 吹っ飛ぶG キョン&ハルヒ&古泉「嘘おおおおおお!!」 みくる「いやああああああああ!!」 ゲシッ! ドスッ! ガスッ! 朝比奈さんははマウントを取りGを殴り続けている。 ゲシッ! ドスッ! ガスッ! ハルヒ「…………。」 古泉「…………。」 キョン「…………。」 …いつしかGは完全に沈黙した…。 そのまま再び気を失った朝比奈さんを担ぎ俺達は洋館を後にした。 …その時沈黙が流れていたのは言うまでもない。 ~部室~ キョン「結局あれはなんだったんだ?」 長門「わからない。恐らくは突然変異。」 放課後の部室で俺は長門と洋館の話をしていた。 ガチャ 古泉「おや、来てましたね。」 キョン「古泉、あれは何だったと思う。長門は突然変異じゃないかと言っているが…。」 古泉「長門さんが言うのならそうなのでしょう。 とにかくもうあそこには近づきたくありませんね…。」 それは同意だ。二度と行きたくない。 その後ハルヒも部室に来て後は朝比奈さんだ…。 ハルヒ「ねぇ…みくるちゃんだけど…」 キョン「朝比奈がどうした?」 ハルヒ「どうやら洋館に入ったぐらいから記憶が消えているみたいなの…。」 …なるほど、それで良いのかもな…。 古泉「そうですか…でも今回の事で僕は学びました。」 キョン「ああ。」 ハルヒ「そうね。」 ガチャ みくる「遅くなりました~…すいません。すぐお茶入れますね。 ハルヒ「いやいや、良いのよ、みくるちゃん!今日はアタシが淹れてあげる。座ってて。」 ハルヒはお茶を淹れ始めた。 長門「…。」 長門は無言で椅子の埃を払った。 古泉「さささ、どうぞ。」 古泉は朝比奈さんにその椅子を勧めた。 キョン「朝比奈さん、どうぞ。」 俺はお菓子を差し出した。 みくる「…なんか、みんな今日は優しいですね。」 朝比奈さんはニコニコしている。 …。 …。 …。 『朝比奈みくるはキレたらヤバい。』 これが俺達が今回の件で学んだ事である…。 …。 …おしまい。
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みくる「今日はみんな俳句を作ってみようと思います」 ハルヒ「勝手に仕切るな雌豚」 みくる「古泉君は俳句の解説をお願いします」 ハルヒ「むしるなホルスタイン」 キョン「っへ、俳句といったらおれのでばんだな! いくぜ! 鳴かぬなら ハバネロ食えよ? ホトトギス」 古泉「誰もが知っているスタンダードな句をいじったようですね。 これなら皆さんもやりやすい!さすがキョンタン!ハイルキョン!ハイルキョン! 今晩家にいっていいですか?」 みくる「真面目にやってくれないとキョンくんのアナルにアロンアルファぬっときますよ?」 古泉「それだけはっ!!わかりました、続けます。これはつまりショック療法の一種で、 ホトさん声が出るといいな、という思いを込めた歌です。疑問符が付いてるのも素敵ですね。こんなもんでどうでしょう?」 みくる「まあホモにしちゃ上出来だよ。キョン君は無条件にステキッ♪」 ハルヒ「しねカマトト」 長門「次…鳴かぬなら ポーション飲めよ ホトトギス」 古泉「…恐らく、意味的には織田信長のタイプと同じだと思います」 みくる「まぁ人外にはこんなもんか。じゃあ次チーズ臭いデコ」 鶴屋「お金なら たくさんあるぞ ほらここに」 鶴屋「これは私のパープリンっぷりを表した歌なんだ! 昨日パパにポルシェが欲しいって言ったら「ふーん」って言われたのさ、ニョロロ!」 みくる「後で屋上な?」 鶴屋「ひっ!」 ハルヒ「はいはいっ!次あたし!」 みくる「(チッ)どうぞ」 ハルヒ「鳴かぬなら カカオ99% ホトトギス!」 みくる「神は沈黙を尊ぶ、といったところかしら。 つまり「もう鳴くな」ということ? ハイハイワロスワロス」 古泉「じゃあ僕がしめましょうか。 鳴かぬなら 犯してしまえ ホトトギス キョンターン!!!」 キョン「あーーーー!」
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女古泉 ちゃん の憂鬱 プロローグ 第一話「梅しば」 第二話「テドドンの孤独も、存在も、お前が与えるであろう全ての影響をアナルは受け入れよう」 第三話「僕と彼と時々機関」 第四話「涙の宅配CoCo」 第四話「Missing 神隠しの弾語り(改訂版)」 第5話「私の狼さん。 THE OTHER SIDE OF TDDN (第二版)」 第6話「The simple 2000前編 ~トーゼンメイワク~」 番外編「St.バレンタインデー」 第二話の番外「生徒会長のなく頃に」
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基本情報表紙 タイトル色 その他 目次 裏表紙のあらすじ 出版社からのあらすじ 内容 あらすじ 挿絵口絵 挿絵 登場人物 刊行順 基本情報 涼宮ハルヒシリーズ第2巻。2003年10月1日初版発行。 表紙 通常カバー…朝比奈みくる 期間限定パノラマカバー…朝比奈みくる、古泉一樹 タイトル色 通常カバー…橙色 期間限定パノラマカバー…橙色 その他 本編…270ページ 形式…長編 目次 プロローグ…P.5 第一章…P.14 第二章…P.48 第三章…P.100 第四章…P.154 第五章…P.210 エピローグ…P.270 あとがき…P.276 裏表紙のあらすじ 宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心後とは 文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画をとらなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな―― スニーカー大賞<大賞>を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場! 出版社からのあらすじ スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、早くも第2弾登場!! 季節は文化祭のシーズン。ありきたりな"お祭り"では飽き足りない涼宮ハルヒはSOS団の面々を使いまくり、自主映画の制作を開始する。 当然のごとく、ハルヒの暴走はとどまることをしらず……。超話題作の第2弾!! 爆進中!NO.1 第ベストセラー第2弾!! 内容 あらすじ 挿絵 口絵 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる 長門有希、朝比奈みくる、鶴屋さん、谷口、国木田 涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹 挿絵 「プロローグ」 挿絵なし 「第一章」 P.25…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる 「第二章」 P.53…涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる P.83…涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる 「第三章」 P.129…朝比奈みくる 「第四章」 P.157…古泉一樹、鶴屋さん P.197…涼宮ハルヒ、キョン 「第五章」 P.227…長門有希、シャミセン P.257…古泉一樹 「エピローグ」 挿絵なし 登場人物 涼宮ハルヒ キョン 長門有希 朝比奈みくる 古泉一樹 鶴屋さん シャミセン 谷口 国木田 キョンの妹 刊行順 <第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』|第3巻『涼宮ハルヒの退屈』>
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211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 14 27 50.74 ID sC93v1ZD0 ―予告編― (教室。勢い良く立ち上がる女生徒。口元のアップ) ハルヒ「ただの人間には興味ありません。この中に気孔師、魔女っ子、伝説の勇者、変身ヒーローがいたら、あたしのところに来なさい。以上」 (驚くキョンのアップ) そうして、俺は涼宮ハルヒと出会った――。 (場面切替。日常。緩やかなBGM) ハルヒ「今日からここがSOS団のアジトよ!」 キョン「…いいのか?」 (こくりとうなずく長門) ハルヒ「みてみて、この胸♪」 キョン「おいおい…」 みくる「ひーん…」 ハルヒ「転校生よ、転校生!」 古泉「僕でよろしければ」 キョン「やれやれ…後悔するぞ?」 SOS団で出会った、仲間達――。 (場面切替。序章を思わせる静かで荘厳なBGM) 男達「ぐはっ!?」 (5人まとめて吹っ飛ぶ屈強な男達。掌底から煙をあげたまま、構えを解かない長門) 長門「あなたはわたしが守る」 (しりもちをついたまま、うなづくキョン) (場面切替) キョン「お前!妹だったのか!?」 みくる「えへへ…キョンくんやっと気がついたんだ。悪い奴をやっつけるために、魔法で大きくなって学校にもぐりこんだの♪」 (嬉しそうにくるっと回るみくる) (場面切替。降り注ぐミサイルに、うずくまるキョン) キョン「うわっ!!」 古泉「バトルギア、転送!!」 (光と共に装甲に包まれる古泉。迫るミサイルを全て受けきる) 古泉「怪我はありませんか?」 そして、ハルヒは――。 (場面切替。暗闇の中で二人。BGMストップ) ハルヒ「…ごめんね、キョン。どうやらあたしが魔王だったみたい」 キョン「ハルヒ…」 ハルヒ「ここでお別れ…だね」 キョン「いくなハルヒ…ダメだ!行くな!!」 ハルヒ「楽しかったよ…」 キョン「ダメだ!行くなーーッ!!」 (手を伸ばすキョン。だが何もつかめない) (場面切替。強い光。緊張感漂うBGM) 長門「烈波掌!」 (巻き起こる旋風) みくる「みくるビームッ!」 (傷だらけになりながら、敵を退けるみくる) 森「ANR装備、射出準備完了」 新川「タイミングはそちらにあわせます…射出!」 古泉「ドッキング!」 (空中で重装甲に身を包んだ古泉) 鶴屋「メガッサ砲、発射用意!」 岡田「エネルギー充填、120%」 谷口「ターゲット、ロックオン!」 鶴屋「撃てッ!」 (空中巨大戦艦から放たれるエネルギー波) キョン「俺は…長門のように強く無い。朝比奈さんのような力も、古泉のような武器も無い。だが…それでも俺は、ハルヒを救いたいんだ!」 シャミセン「…よかろう。ついてこい」 (対峙する一人と一匹) (BGM切替。BGM「~Mobius Rondo~(テーマソング)」) 長門「ここはわたしが切り開く。わたしはあなたの…剣だから」 (血の滴る拳を握りなおす長門) キョン「長門…」 長門「あなたは涼宮ハルヒを」 (そして、一人で千の騎馬に対峙する長門) みくる「わたし、わたしね…」 キョン「もういい!喋るな!」 みくる「キョン君のこと…おにいちゃんだったけど、好きだったよ…」 (静かに目を閉じるみくる) キョン「朝比奈さん…みくる…みくるーッ!!」 (分厚い鋼鉄の扉の向こう) 古泉「ここは僕が守ります」 キョン「無茶だ古泉!開けろ!早くここを…」 (扉をロックしているパネルをむちゃくちゃに叩くキョン) 古泉「心配いりません。僕にはこのスーツがあります。そう簡単には死にませんよ。………行ってください」 キョン「古泉…」 (歯を食いしばって扉を離れるキョン) (BGMサビ) キョン「ハルヒ…聞こえるかハルヒ」 (キョンの目の前には、禍々しい渦) キョン「帰ろう。またみんなで、楽しかったあの場所へ」 (渦の中、意識の無いはずのハルヒの目に涙。走り出すキョン) キョン「ハルヒーーッ!!」 (強い光。ホワイトアウト) あの夏、魔法以上のなにかが、俺達を待っていた。 (テロップ) 劇場版『涼宮ハルヒの憂鬱 ~Mobius Rondo~』 2006年夏、劇場公開! キョン「俺は、サンタクロースなんて信じない」 ――coming soon... おしまい。当然ながら本編は無いw
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失われた最終回幻の15話 涼宮ハルヒ「今日はキョンの誕生日だからみんなで祝いましょう」 キョン「なあ、ハルヒ。誕生日位、本名で呼んでくれないか」 一同「…。」 キョン「全宇宙が停止したかと思われた、ていうのは嘘ぴょんで 本名を覚えてもらってない俺が落ち込んでるだけなんだけどな」 「もしかして、覚えてないのか?」 ハルヒ「そそんなことはないわよね、みくるちゃん」 みくる「え、えっと、こ古泉君」 古泉「じゃあ、僕はバイトがあるので キョン「ごまかすな、俺の名前覚えてないだけだろ、 長門、お前は」 長門「記憶にない」 キョン「なんですとぉ、あ朝倉お前は、ってなんで朝倉がいるんだ まあいい、俺の名前をおぼえてるよな」 朝倉「所詮、私はバックアップそんなこと分かるわけないじゃない」 キョン「かんけいねぇだろ、谷口、国木田お前らは知ってるな」 谷口「わわわ忘れ物」 国木田「えっと覚えてないな」 キョン「っていうかなんで、誰もしらねぇんだよ。」 キョン「いいか、よく聞け俺の名は キョン妹「ここで一旦CMだよ」 キョン「空気読めってこの曲はハレ晴れユカイ EDかよ 谷川覚えてろよ」 ハルヒ「SOS団、全体ミーティングをはじめるわ 今日のテーマは夏休みについて」 キョン「ちょっとまったハルヒ、今日こそははっきりさせて もらうぞ」 ハルヒ「何よキョン私がしゃべってるんだから黙ってて」 キョン「今日こそは俺の名前を答えてもらうぞ」 ハルヒ「キョンじゃないのキョンはキョンでしょ」 キョン「ちっがーうキョンじゃなくて本名の方だ」 ハルヒ「なんだ、そういうこと…。みくるちゃん答えなさい」 みくる「ひっ、嫌です。えっと禁則事項です」 キョン「な、なんでですか、俺の本名ですよ」 みくる「ご、ごめんなさい、今の私にはいえないですぅ~」 キョン「ななんで、古泉お前は覚えてるよな」 古泉「今日はいい天気ですね。閉鎖空間日和です」 キョン「な何を言ってるんだお前、な長門」 長門「@:「」@」 みくる「長門さん呪文を唱えてるようです」 ハルヒ「ちょっと閉鎖空間とか、呪文って何よ、まあいいわ、今日 ミーティングする気分じゃないの、そのままの格好でいいから 久しぶりにビラ配りよ」 みくる「い、いやです」 キョン「鶴屋さん、俺の名は」 鶴屋「めがっさな名前にょろ」 キョン「…。どういうことなんだ。」 キョン「古泉、本当に俺の名前について覚えてないのか」 古泉「どうやら涼宮さんはあなたの本名をデリートしてしまったようです」 その理由は… キョン「…。」 古泉「本名で呼ぶのがめんどくさいからのようです」 キョン「めんどくさいからって何だ古泉ちゃんと説明しろ。」 古泉「世界が滅びるよりマシかと思いますが」 キョン「俺の名前はどうなってもいいっていうのかよ古泉、長門なんとかしてくれ」 長門「ユニーク」 キョン「ユニークじゃねぇ、おっ朝倉ってなんでまた朝倉さん」 長門「面白そうだったから、バックアップを復元した、行動にはプロテクト がかかっている、問題はない」 キョン「面白そうってあのな、朝倉俺の名前は…。」 朝倉「名前ってそんなに大事かなキョン君」 キョン「ってあなたまでそんな事を言うですか朝倉さん」 長門「読者はあなたの名前を重視しない、だから名前がついていない」 キョン「そそんな、そうだ作者に聞けば、いい谷川先生、俺の名前は」 谷川「面白いからキョンでいけば最終回まで」 キョン「そ、そんなってこれは冒険でしょでしょ」 古泉「これで涼宮ハルヒの憂鬱第一期は終了です、2期をお楽しみに」 キョン「ゆ、夢か、そういえば俺の名前は、ぎゃ~~~~~~~」 「お、おちつけあした学校で聞けばいいのさ」 fin ハルヒ「だってキョンの方が面白いじゃない」 ハルヒ「あ~あ、最近、キョンが本名、本名うるさいわね。 そうだ、あたらしい名前を付けてあげる」 翌日の放課後 ハルヒ「キョン、新しい名前を付けてあげるからもう本名なんて聞かないでね」 新しい、名前は鳴海孝之」 キョン「ちょ、ちょっとまった。俺はヘタレじゃないぞ」 ハルヒ「そう、じゃあ伊藤…。」 キョン「もういい孝之でいいです。なんで作者は名前もかんがねぇんだよ 作者のバカヤロー」 ハルヒ「ねーキョン、今度うちにこない?」こないと殺す みくる「それより私の家に来てください」こないと殺す 長門「あなたはうちに来るべき」こないと情報連結解除 朝倉「それより私の家に来て」来ないと刺す 古泉「私の家に来ませんか?」こないとマッガーレ 阪中「あの来て欲しいのね」こないとルソーに噛ませる キョン「わかったわかった、じゃあ1時間2千円な」 一同「こいつ一番黒い!!!」 ハルヒ「皆!」 みくる「おはようございます!」 古泉「そして…」 キョン「明日に向かって」 一同「イヤッホォォォォォォォォォイッ!」 長門「…ユニィィィィィィィィィィィィィクッ!」 図書館の人(女)「静かにしろ! ガミガミガミガミ…」 ハルヒ「はい…」(聞き流そうか、やってらんないねぇ) キョン「調子乗りすぎました」(あー、今日は何しようかな…) みくる「ふぇ~すみませぇん」(この女、殺したくなったぜ) 古泉「…ちっ」(この人、ムカツクなぁ…マッガーレしようか) 長門「……」(誰がマシンガン持って来い、持って来い、持って来い…) ハルヒ「今日も元気に不思議探索よ」 キョン「おっ、小学生ハケーン!!俺の妹にならないか」 古泉「ダメですよ、キョンたん浮気は許しません。僕だけを見て」 キョン「うっせー、死ね!君カワイイね背中流しっこしようよハァハァ」 古泉「僕というモノがありながら…クヤシイ…あの夜の事忘れたんですね」 みくる「クソジャリが餓鬼の分際でキョン君誘惑してんじゃねぇ ヤギに売り渡すぞクソがっぁぁ!!散れ散れっ!!」 鶴屋「みくるさん、キョンさんが見てるにょろ」 みくる「……ごめんなさい、鶴屋さんに脅されて」 鶴屋「みくるさんっ!それはあんまりにょろ」 キョン「あっ、あっちにも小学生ハケーン!!」 みくる「うまく誤魔化せたな、にしてもテメェは黙って罪被れよ」 鶴屋「す…すみませんにょろ」 みくる「次やったら、キモ男に逆ナンの刑な。おら、たばこ買ってこい」 鶴屋「はいにょろ、ハルにゃん一緒に来て」 ハルヒ「……えっ、ええ。あまりの展開に呆然としてたわ…」 鶴屋「タバコに自販機はこっちにょろ」 ハルヒ「こんな人気の無い所に?あれ話し声が…」 国木田「ほら、ここが良いんだろ」 谷口「ヒャ…いや…ダメ……ら、らめぇ…」 国木田「全くいつもチャック開けて誘ってるくせに」 ハルヒ「こっ、これは…」 鶴屋「フフ、ここはそういう場所にょろ…じゃあ、めがっさいくにょろ」 ハルヒ「いやぁ、メガッサだけはメガッサだけは」 長門「不思議発見…ユニーク」 みくる「キョンく~ん、ちょっとちょっと~」 キョン「なんです?朝比奈さん?」 みくる「ちょっとこれを…ってなんでバナナの皮がぁ~~」 キョン「うわわっ!?朝比奈さんっ!?」 ガッシャァァン! みくる「ふ…ふえ~、きょ・キョン大丈夫ですかぁ?」 むにむに キョン「いや、全然大丈夫です、むしろ顔に~が当たって嬉しいとなんとか…ハハハハハッ」 古泉「物凄く幸せそうな顔してますね」 長門「………」 長門「キョン…」 キョン「ん…?なんだ長門?」 長門「トテトテ…うおっ バナナの皮っ…」 キョン「わ!?長門!?」 ガッシャァァン! 長門「…大丈夫?」 ぺたぺた キョン「お前こそ大丈夫か?ったく…なんでバナナの皮がこんなにあるんだよ…」 古泉「さっき涼宮さんが貪り食っていましたよ」 長門「…………」 長門「…大は小をかねるのか、貧乳は巨乳に勝てないのか、いやいやそんな事はない。速さを一点な集中させて突破すればどんな分厚い塊であろうと超越できるッ!!」 みくる「ど…どおしちゃったんですかぁ?」 長門「トウッ!ハッハッハッハッハー!ドラマチーック!エセティーック!ファンタスティーク ランディーング!!」 キョン「な…長門ぉ!?むがッ…胸が!胸が!幼いぷっくりが当たってる!!」 みくる「テメェェェェェェェ!!キョンくんから離れろォォォォ!!」 ガチャ ハルヒ「面白い事思いついって何やってんだお前らぁぁぁぁぁ!!」 古泉「僕も混ざるべきでしょうか」 谷口「チィーッス…wawawa忘れ物…ってうおっ修羅場っ!?」 ハルヒ「ちょっと、キョンなんで私が風呂に入ってるうちにスレが落ちてるの」 キョン「新スレがたったからいいじゃないか」 ハルヒ「ふざけないでよ、神聖たるSOS団団長である私の名前が 付いてるスレを山田だか亀井静香だか良く分からないボクサーのせいで 落とされるなんてゆゆしき事態だわ、ちょっとキョン、あんたがちゃんと 保守しないから悪いのよ」 キョン「俺だって、ちゃんと保守してたんだよ、でも朝比奈さんに呼び出されて… ハルヒ「何よ、みくるちゃんの方が大事だってわけ」 古泉「まずいです。ここままでは閉鎖空間が拡大してしまいます。」 長門「どうにかしないと、今度こそ手の施しようのない事になる」 みくる「えいえいお~321で~す」 な有希「ファイトだよ」 キョン「まいスィ~トエンジェルの朝比奈さんがそういってくれるのであれば ちょ、ちょまった京アニさんがなんか、いや突っ込まないことにしよう。もう自棄だ」 キョン「俺、ポニーテール、萌えなんだハルヒ、一生に盛り上げていこう」 ハルヒ「えっ、ベ別にあんたのために盛り上げるんじゃないんだからね」 鶴屋さん「と言う訳で、新しいプリンスレをめがっさ盛り上げていくにょろ~」 ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 キョン「そんな事より乱交だ!乱交パーティーだ!」 ハルヒ「イヤッフー!キョンのアナル1番乗りー!」 みくる「すざけんな!私が先だ!!」 長門「ダメだよダメだよキョンたんは私のもの☆」 古泉「マッガーレ!」 谷口「ごゆっくり!」 国木田「キョンは昔から僕のものだよね」 鶴屋「めがっさだけは!めがっさだけは!」 レイボーブリッジラブストリー最終回 キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」 谷口「ミジンコ並みに普通だぜ」 長門「私のセリフをとらないで」 キョン「そうだな・・・・・あそこで二人だけで居たいな」 長門「谷口の情報結合を解除する」 キョン「お、おう頼んだ」 20分後 谷口「俺と長門、付き合うことにしたから」 長門「そう」 キョン「な、なんですと」 長門「嘘ではない」 キョン「まさか、冗談だろ」 ハルヒ「ちょっと、キョン」 キョン「め、めっかった」 ハルヒ「最近、うちに来ないと思ったらこんなことしてたのね、さあ 帰りましょう」 キョン「た、助けて、助けて、助けてえ~りん」 古泉「これでうまいこと涼宮さんとキョン君をくっつけられましたね 朝比奈さん」 みくる「ひぁ~い、そうでしゅね。でも古泉君えーりんって何ですか」 古泉「…スレ違いです。●マガーレ」 古泉「僕は、実は…キョンたんが好きですよ」 キョン「はぁ?」 ハルヒ「はぁ?」 長門「はぁ?」 鶴屋「はぁ?」 朝倉「はぁ?」 キョン妹「はぁ?」 国木田「はぁ?」 阪中「はぁ?」 岡部「はぁ?」 コンピ研部長「はぁ?」 喜緑「はぁ?」 新川「はぁ?」 森「はぁ?」 多丸兄弟「はぁ?」 シャミセン「にゃあ?(こいつ、ホモなのか)」 谷口「俺…古泉の事が好きだ!付き合ってくれ!」 古泉「谷口たん…結婚しよう!」 谷口「あぁ、しよう!」 一同「はあぁいぃぃっ!?」 ハルヒ「夏だわっ!」 長門「夏…。」 みくる「んっ…ふぁ…ぁ……。」 鶴屋「夏だねっ!!」 きょん「夏…か。」 古泉「夏ですねぇ…。」 国木田「夏だねー。」 妹「夏っ!夏っ!!」 朝倉「夏ね。」 ハルヒ「キョン・・・・・・」 長門「・・・・・・キョン」 みくる「キョン君・・・・・・」 鶴屋「キョン君・・・・・・」 妹「キョンくん・・・・・・」 ミヨキチ「キョン君・・・・・・」 朝倉「キョン君・・・・・・」 坂中「キョン君・・・・・・」 黄緑「キョンさん・・・・・・」 森「キョン様・・・・・・」 サントス「ト、イウコトダ。モテモテダナ」 キョン「そうなのか・・・・みんな俺のことが・・・・ おいみんな!俺は君達全員を一生愛する!!!」 谷口「流石キョン!俺達に出来ないことを平然とやってのける!」 国木田「そこにシビれる!憧れるゥ!」 サントス「ハッ!ドリームカ・・・・・・」 ハルヒ「ち」 みくる「ょ」 長門「っ」 朝倉「キ」 喜緑「ョ」 鶴屋「ン」 森「!」 坂中「ア」 妹「ナ」 ミヨキチ「ル」 古泉「やはり、一番いいのはキョンタンの穴だった」 キョン「い、いやああああああああああ」 キョン「俺はみんなの事が同じくらいに好きだ!でもこの日本はそれを許してくれない。 そこで俺は皆を連れてアフリカに行くことに決めた!!」 ハルヒ「!」 みくる「!」 長門「!」 朝倉「!」 喜緑「!」 鶴屋「!」 森「!」 坂中「!」 妹「!」 ミヨキチ「!」 阪中「ひひひひひひひひひひ」 谷口「ひいいい阪中が狂ったあああああ」 古泉「それ慢性的なガンですね」 国木田「いくらなんでも古泉君を食べたりはしないでしょ」 鶴屋さん「あっはっは、それいえる」 阪中「ひひひひぐっ・・・ゲフンゲフン・・・ひひひひひ」 朝倉「阪中さんってロマンチストね」 阪中「ふごっげふっ・・エラー発生エラー発生」 喜緑「エラーは再起動すればいいのよ」 キョン「再起動のスイッチってどこにある?」 ハルヒ「靴下の裏じゃない?」 みくる「いえ鼻の奥だったと思います」 長門「ちがう、人間にはスイッチなど存在しない」 阪中「エラーは消えました。」 朝倉「よかったー。坂中さんって詩人よね」 妹「ありがとう」 サントス「オマエジャナイ」 キョン「気にくわない」 ハルヒ「なんか生意気」 みくる「ぶりっこって感じですね」 古泉「機関の力を以て消せたらどんなにいいか」 長門「情報連結解除してもいい?」 谷口「毎日同じ空気吸ってるかと思うと……」 国木田「僕好みに調教してあげるよ」 阪中「え……なんで私が……」 ガチャ キョン「(何だ、誰もいないのか……)」 キョン「……」 キョン「yo!チェキラッチョ!俺は童tei!さらに包kei!」 長門「……」 キョン「……」 長門「……」 キョン「……いつからいた?」 長門「最初から」 キョン「……見るか?」 長門「貧相なポークビッツに興味はない」 キョン「そう……言わずにさ……ハァハァ……」 長・古・ハ・み・鶴・谷・国・妹・森・新・朝・喜「流石にそれは引くわ」 キョン「!?」 長門「ググれ」 みくる「ググれ」 ハルヒ「ググれ」 古泉「尻出せ」 鶴屋「ググれ」 喜緑「ググれ」 朝倉「ググれ」 阪中「ググれ」 谷口「ググれ」 国木田「ググれ」 谷「wawawa」 キ「忘れ物~♪」 長「は何ですか 見つけにくいものですか カバンの中も 机の中も探したけれど見つからないのに」 朝「忘れ物・・・それは夢」 シャミセン「くっせ~」 キ「あぁっ ハルヒが痙攣してる」 ハ「はばばぼばもむあばばばあ」 キ「なに?揉めって?」 ハ「ひばばばばば」 キ「仕方ない揉んでやろう 体の隅々をな!!」 朝「みくる百烈拳!!」 谷「ひでぶっ」 朝倉「人はやらないで後悔するよりやって後悔した方がいいって聞く」 キ「や ら な い か」 朝倉「あぁん キョンくん・・・キョンくん ぁあ 熱い・・・」 国木田「はっドリームか」 ハルヒ「そろそろこのSSスレも著作権の限界に挑戦するわよ!」 何をいきなり言ってるんだこの団長様は というか著作権など今更のような気もするのだが ていうかそれは自治か?さすが厨並の思考でいらっしゃる ウザイから適当に諭してやるとするか キョン「ハルヒ、著作権なんかあってないようなものだろう こと二次創作に関しては」 ハルヒ「…それもそうね…何かつまんない」 古泉「甘いですねお二人とも、それでも書いていいことと悪いことがあるのですよ」 何なんだそれは、言ってみろ 古泉「例えば、東京でぃずに――――」 新川「危ない!ふんもっふ」 古泉「アッー!も、もっと突いてええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 長門「内容が無い、オチも無い、面白くも無い どうみてもただの保守目的」 みくる「ですよねー」 国木田「本当にありがとうございました」 谷口「wawawaぼっくらーのクラスのリーダーはアッー」